【仮】おむつも授乳も済んだのに泣きやまない——そんな夜は、パパもママも心細くなりますよね。助産師の立場から、知っておくと少し気持ちが軽くなる考え方と、家庭でできる工夫をご紹介します。
「おむつも替えた、授乳もした、抱っこもしている。それなのに泣きやまない…」。赤ちゃんとの生活が始まると、多くのご家庭がこの場面に出会います。とくに夜は、自分の対応が悪いのかなと不安になってしまいますよね。
最初にお伝えしたいのは、理由がはっきりしない泣きは、赤ちゃんにはよくあることだということです。泣きやまない=お世話が間違っている、ではありません。
「理由のない泣き」は成長の過程で見られるもの
生後まもなくから数か月ごろの赤ちゃんには、空腹やおむつなどの理由が見当たらなくても泣く時期があることが知られています。多くの場合、成長とともに少しずつ落ち着いていくとされています。
ご家庭で試しやすい工夫
「これをすれば泣きやむ」という確実な方法はありませんが、赤ちゃんによって心地よいと感じるものは違います。いくつか試しながら、その子に合うものを探してみてください。
- 抱っこしてゆっくり揺れる、部屋の中を歩く
- おくるみなどでやさしく包む
- 部屋を少し暗くする、テレビなどの音を消してみる
- 外の空気に当たる(ベランダに出るだけでも変わることがあります)
つらいときは、赤ちゃんを安全な場所に置いて離れてよい
どうしても泣きやまず、ご自身の気持ちが限界に近いと感じたら、赤ちゃんをベビーベッドなど安全な場所にあおむけに寝かせて、数分間その場を離れて深呼吸をしてください。これは「ひどいこと」ではなく、赤ちゃんを守るための正しい対処法です。
ひとりで抱え込まないでくださいね
泣きやまない夜が続くと、体も心も本当に疲れます。ご家族と交代する、地域の保健師や助産師に話してみるなど、頼れるものはどんどん頼ってください。頑張っているパパ・ママが少しでも休めることは、赤ちゃんにとっても大切なことです。
この記事を書いた人
おんぷ助産院(助産師)
3人の子どもを育てながら活動する助産師です。妊活・妊娠・出産・育児のこと、生理や更年期など女性のからだのこと、ひとりで抱え込まずに、いつでも頼ってくださいね。
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